ゲルソン療法やそれを基にした食事療法ではにんじんジュースを大量に飲むことになっていますが、ではもっとも効果のあるジュースの摂り方はなんでしょうか。
市販の野菜ジュースやにんじんジュースを買って飲む方法もありますが、こうした商品は製造されてから日がたっていることや、さまざまな殺菌処理などが行われることによって栄養素の欠損や劣化があり、また費用もかかります。一番良いのは、やはり生のにんじんを使って直接必要な分だけつくることです。
飲むためのにんじんジュースを作るといっても、ただ一般的なジューサーやミキサーで作っていては効果が薄くなるようです。一般的なジューサーは高速回転する刃でにんじんを切り刻んでしまうため、その際に発生する熱と衝撃によって細胞や栄養素が破壊され、そのぶん酸化も早くなってしまうのです。
にんじんジュースでガンなどの病気を克服しようと試みる人は、低速回転のスクリューで圧力をかけながら搾り出していくジューサーを使用します。これを使うと栄養素を破壊せず風味もそのまま取り出すことが出来るからです。
【ジューサーでの作り方】
- ジューサー本体の電源スイッチを入れます。
- 本体から水平に延びたパイプの中でスクリューが低速回転を始めます。
- 垂直に延びた材料投入用パイプの先端に細切りにしたにんじんを入れます。
- 押し棒を使ってにんじんに圧力をかけてスクリューに押し込みます。
- パイプの先でカスが出るのと同時に下に搾り出されたジュースが落ちます。
- ジュースはコップへ。カスは捨てるか料理などに使えます。
にんじんだけでの味では飲むのに抵抗があるという人は、りんごなどを適量入れて飲むといいようです。
一般に販売されているジューサーはいくつかありますが、あまり安価ではありません。このページの写真で使っているジューサー は、後で紹介するキャロット村の紹介で入手したものですが、3万円後半と比較的安価でした。他にもたまに特価のものを安いときは 2万円台で教えてくれるそうです。
【ジューサーの販売例】