[[ にんじん健康らぼ。 ]]

■キャロット村のにんじんがおすすめ!

△キャロットニュース

 キャロット村の荒井村長が発行しているキャロットニュースです。

[Index]



[No.6] 2005年3月21日

NHK番組”ためしてガッテン”人参特集をみた方々から多くの問い合わせをいただきました。一部見解の相違がありますがとっても参考になる番組でした。

ベータカロテン(体内でビタミンAに)は外側の部分(肉部、師部)に多いので食べたり、ジュースにする時はよく洗ってそのまま使い、決して皮剥き器などで皮を剥いたりしないでください。水洗いしている時にすでに表皮は剥けております。何故無農薬人参にこだわっているかをご理解いただけたと思います。

ベータカロテンは油に溶けて吸収される性質があり、生やゆでて(?)食べると30%ほどしか吸収されませんが油で調理すると50%から70%まで高まると教わってきました。それできんぴらやてんぷらにしたり、生ジュースに亜麻仁油を、サラダにドレッシングで食べると1/4本で1日のビタミンA必要量を満たすことができるという訳です。一部見解の相違がありますがそう重要な問題ではないと思います。

人参にはまたアルコルビナーゼというビタミンCを破壊する酵素が含まれております。この酵素はレモンや酢などの酸や熱に弱い性質がありますので人参ジュースやもみじおろしにはレモンやオレンジ、酢などが必要となります。

有機人参の葉にはビタミンCやカルシウムが豊富ですので、春が来て間引きのころからはご希望者の方にはお分けいたします。炒め物やジュースに良いです。

○有機人参のご注文を承ります。10kg。23日(水)の配送となります。
○トリム体操のご案内
3月第一土曜日からはじめましたトリム体操は複式呼吸法により中高年の凝り固まった筋肉や頭脳を柔らかくしたます。また人間には緊張や筋肉もりもりだけで頑張るのではなく骨休め、気休めも必要です。是非ご参加ください。参加費2000円(月3回から4回)蔵王公民館にて午後2時から4時までです。

[
↑戻る]
[No.7] 2005年4月4日

今年はスギ花粉の飛来が近年になく多いと報道されております。花粉症で苦しむ人々はスギの木の伐採を望んでいると思いますが、長年スギ育成に携わった林業家にとってはスギの木を悪者にされることに悔しい思いをしてます。

花粉症とは一種のアレルギーであることから花粉を持っている野菜を食べることによって免疫力をつけて治す”つぼみ菜療法”というのを花粉症に苦しむ人のためにご紹介いたします。

春先にトウ立ちするフキノトウやハクサイ、ダイコン、ナタネ、ホウレンソウなどを花の咲く前に採り、おひたし、和え物、てんぷら、酢の物、炒め物などにして毎日食べたら見事に治り、それ以来再発しないそうです。これをつぼみ菜療法というのだそうです。花粉症の方は是非試して見てください。

花粉には核酸(DNA)というタンパク質が含まれ、その核酸を合成したり分解したりする酵素が含んでおります。いろんな花粉の中には強靭なスギ花粉の異質タンパクを分解することが出来る酵素を含んでいます。”毒をもって毒を制す”免疫力とはこういったものなのでしょうか?(そういえば漆工芸家も家では漆の木の芽をてんぷらにしてよく食べていました)

酵素は54.4℃以上の熱で死んでしまうことから生野菜や果物からしか摂れません。私どもが扱っている生野菜人参ジュースや酵素食品ウォーベンザイムは分解できない異常なタンパクや異常な細胞(ガン)を分解、解毒するために重要な働きをしているのです。

【ご注文コーナー】
○有機人参。10kg 4月6日着
○酵素食品ウォーベンザイム。800錠
○亜麻仁油。 350ml 
【おさそいコーナー】
○健康トリム体操。講師高山文夫先生、毎週土曜日午後2時より、会費2000円/月
○大泉逸郎腎臓バンクチャリテーコンサート。4月9日(土)河北町ベニサトホール

[
↑戻る]
[No.8] 2005年5月12日

人間を含む生物は必須ミネラルが一つでも不足すると病気になりさらに欠乏すると死滅してしまいます。だがミネラルがバランスよく潤沢に供給されれば免疫力が高まり、病気や害虫に冒されることがないのです。今、ミネラルと酵素の関係が注目されております。

ミネラルは重金属です。よって単独では毒性があるため裸のイオン状態でおくことができません。そこで有機農家は昔から米ぬかに天然塩などのミネラル物質を加えて発酵させた肥料を使ってきました。

発酵する際に生ずる有機酸(アミノ酸等)でミネラルをキレート化(かにバサミでつかむ)するか、酵母菌などの微生物によって錯体化(酵素でつつむ)しないと作物の根からミネラル吸収ができません。

納豆菌や乳酸菌、酵母菌などが発酵によって土中のミネラルを分解すればますます酵素はパワーアップし植物が健康に生育することを早める触媒としての働きがでてきます。よって米ぬかに納豆や乳酸菌などを入れて早めに発酵させ酵素をつくったりもします。

牛糞や鳥糞を使えば有機農業であるということにはならないのです。触媒としての酵素がないとミネラル吸収ができないのです。発酵していない有機肥料は何の意味もないに等しいです。

ただ今農家は土作りに励んでおります。しかしこういった農業に取り組む人はほんの少数でしかないことがとても残念です。

今回のキャロットニュースはちょっと難しい文章となってしまいました。お知らせがあります。宅急便等でお送りしている方々にはクロネコヤマトの代引き制度を来週からお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

[
↑戻る]
[No.9] 2005年5月31日

家庭菜園やガーデニングをお楽しみの方へ有機堆肥セットのご案内。

有機堆肥にはミミズ堆肥と発酵堆肥があります。外国ではミミズは「アースワーム(地球の虫)」と呼ばれ土を作るにあたって大事にされております。ひたすらミミズは土中の有機物を食べて、そのまま土の中に入れても害のない状態にまで分解したものがミミズ堆肥。時間がかかるが分解の過程で熱もでないのでチッソ分もそのまま残ってカルシウムやリン酸が効きやすい極上の堆肥となります。ミミズの糞は酵素だらけ、作物に最高です。しかし農家にしか作れません。

それに比べて4時間で微生物が関与して高熱で作るのが発酵堆肥。こちらは米ぬかにアースラブ(地球を愛する)酵素等を混ぜて発酵堆肥を作ります。これを作る原料である酵素、米ぬかを発酵堆肥セットとして販売いたします。作り方も簡単です。

・発酵肥料セットは販売元 キャロット(米ぬか10g、酵素2本、ホタテパワー10g)です。
・ミミズコンポスト 販売先 科学教育研究会、詳しくはhttp://www.sef.or.jpにてどうぞ
・人参はいまだ高価格止まりですがご注文を承っております。
・生ゴミアースラブ処理器 販売元 キャロット村
(酵素、おがくず、米ぬか)電気不要、発酵にて水とCO2に分解します。

[
↑戻る]
[No.10] 2005年6月29日

暑い日々が続いております。いかがお過ごしでしょうか。久しぶりのキャロットニュースですが今回もまた発酵肥料についてです。

大豆、米をコウジ菌、納豆菌、酵母菌で3段階発酵をさせてできた味噌はアミノ酸やビタミン、ミネラル、酵素が豊富に含まれている人間の理想的な健康食品です。そしてこれは理想的な発酵肥料でもあります。

鉢物の花に毎日飲む味噌汁を三倍に薄め、灌水替わりに施してみるとその結果アザレアは10月末から翌年の6月まで咲き続けたという報告もされております。しかも色彩は鮮やかになり、大輪、中輪、小輪と花形も変化したそうです。またランは二度咲きが見られ、サボテンも花持ちがよくなり、5日間も咲き続けるものもあったそうです。

いずれにしても病虫害の発生がなく、草勢が強く、葉の光沢が良くまた三倍に薄めれば塩分の害はまったくありません。よって味噌汁は安価で手軽に誰でもが作れる発酵肥料でもあるのです。家庭菜園や花に挑戦されている皆さんも残った味噌汁を捨てるのではなく、是非試してみてください。私もこれから挑戦をいたします。

キャロット村からの商品案内です。
・有機人参 10kg 
・亜麻仁油 350ml (カナダ製)
・ウォーベンザイム800錠 (ドイツ製)
・米糠発酵肥料セット  (米糠+酵素菌+ホタテパワー)

[
↑戻る]
[No.11] 2005年7月16日

色鮮やかな夏野菜が店頭をにぎわし、抗酸化力や消化促進作用といった健康にいい成分がたくさん含まれ、夏ばてには力強い味方となるはずです。今回は野菜のハウス栽培についてです。
ハウス栽培は日本独自のものでカナダにはありませんでした。ハウスを用いる目的は、害虫被害の軽減と室温管理ですが、ビニールによって太陽光線を遮断するデメリットがあることはあまり知られておりません。

もともと植物は、動物のように動きまわることができません。そのため多量の紫外線にされされます。紫外線は動植物に強いフリーラジカルを受けさせ酸化を促進させるので、植物は身を守るために抗酸化物質を作り出すシステムを備えているのです。

それが植物に含まれるビタミンA,C,Eやイソフラボン、カテキンなどのポリフェノールなのです。つまりビニールで太陽光線を遮断してしまうと、植物に降り注ぐ紫外線が減り、結果としてビタミンやポリフェノールなどの抗酸化物質の含有量が減っているのです。

ちなみにアメリカで育ったブロッコリーのカルシウムの含有量は100g中178mgに対し、日本のものは57mgしかないとアメリカの医科大学で教授をしている新谷先生が本に書いております。

本来抗酸化力のあるはずの野菜ですが日本の地力のない土壌で、ハウスで作られている野菜の現状を皆さんもよく理解していただきたいのです。私どもは農事組合法人オーガニックファーマーズを結成し、そう遅くない時期に露地栽培にこだわった有機野菜の通販を行います。現在はまだ準備中ということで人参しかありません。

[
↑戻る]
[No.12] 2005年8月11日

暑い日が続いております。ビールが最もおいしい季節です。今回のキャロットニュースはビールについてです。

仕事が終わるとまっすぐに帰らずに、居酒屋に行き、まずはビールで喉を潤します。たまらなく美味しく、お父さんにとって唯一幸せを感じる瞬間でもあります。
私たちの体は心身ともに頑張ったり、緊張状態が続くと酸素を多く要求いたします。ストレスとは生理学的に言えば体内に過剰な酸素を溜め込んでいる状態(活性酸素状態)でもあります。またこれは交感神経(緊張系)と副交感神経(リラックス系)のアンバランス状態でもあるわけです。このバランスを良くするためには過剰な酸素を奪い、副交感神経優位の状態に戻すべきです。

この過剰な酸素を取り除くにはビールに含む炭酸ガスとホップの苦味が良いと言われています。炭酸ガスは水に溶けると炭酸イオンとなり酸素と結合し簡単に二酸化炭素となり体外に排出いたします。

この効果はビールの他にコーラやサイダー、シャンパンなども同じですので、パーティーなどでの乾杯用に用いるのもこのリラックス効果を狙ってのことのようです。

このたび蔵王山麓オーガニックファーマーズは有機農業で生産したラ・フランスを使ったフルーツ地ビールを製造いたしました。難産の末、ようやく8月20日に蔵出しとなります。

今回は上山市葉山温泉の高級割烹旅館名月荘とのコラボレーションですので1200本だけの限定販売となります。アルコール度数が4%とノンベイの男性向きではなく女性対象といたしました。ご注文受付を開始いたします。

[
↑戻る]
[No.13] 2005年9月5日

もうずいぶん昔のことですが、日本のナスの種をカナダにもっていって蒔いたら日本で育つよりずーと大きくなりました。また日本のカボチャなどはグーと握ると指が入ってしまいますが北米のカボチャは出刃包丁でたたいても中々割れないほど強固でした。

これは北米の土壌に含まれるカルシウムなどのミネラルやビタミンなどの量が日本の土壌と比べてはるかに多いことを意味しております。また欧米人は肉食をしても悪影響を受けないのはこうした豊かな土壌で育った野菜を食べているため、酸性に傾きかけた体のPHバランスをある程度中和していると考えられております。欧米並みの肉食をしているのに野菜の栄養価が欧米の五分の一しかない日本人の健康はどうなるのでしょうか。

私たちは食事からエネルギーをもらっているのですが、その食べ物にエネルギーがなければいくら食べても健康にはなりません。今や栄養価のある食べ物は命の値段でもあると言われております。

今回は日本のカボチャの中で例外的に固い蔵王カボチャととうもろこし、尾花沢の有機人参をご紹介いたします。味よし、栄養価よしといったところです。ご注文をお待ちいたしております。3品のミックスでもかまいません。

[
↑戻る]
[No.14] 2005年9月27日

敗戦直後、厚木飛行場に降り立ったマッカーサー元帥は日本人の精神年齢を12歳程度であると称しました。あれから60年、”亡国のイージス”の作家福井晴敏氏によると今の日本人は14歳、ようやくティーンエイジャーとして親や社会の欺瞞性に気づきはじめた年齢ではと申しておりました。

郵政改革に肯定か否定かを問うた小泉さん。イランやイラクをテロの温床として悪の枢軸といったブッシュさん。世界の悪をすべてユダヤ人のせいとして皆殺しをしたヒットラーさん。彼らに共通するのは単純なスローガンにより未熟な判断力しか持ち得ない国民の圧倒的な支持を得ることができたことです。
今、農作物を育てるときに、悪である害虫を駆除するために農薬を使うと言うことは単純に国民的支持を得ています。この害虫という言い方は人間が勝手に名づけただけで、自然界には害だけをなすものなどは存在しないはずです。害虫であれ益虫であれ虫が作物に止まることによって増える栄養素があるからです。自然界ですらそう単純ではないのです。

それはキチンキトサンです。虫が葉っぱに止まると葉っぱから”キトナーゼ”とか”キチナーゼ”という酵素が出て、微量のキチンキトサンを吸収して植物は自らの栄養素としています。これを単純に害虫として皆殺しをするために農薬を撒く事は栄養のチェーンを切断するだけではなく、野菜の中に取り込まれ、それを食べる人間の健康をも害し、さらに農作物のエネルギーの根源である土壌微生物をも抹殺してしまう犯罪的行為なのです。私には農薬散布はユダヤ人を抹殺したヒットラーに見えてしまうのです。

○キャロット村商品情報です。
・有機人参 8kg 。
・地ビールラフランスエール (24本入り)。
ご注文をお待ちいたしております

[
↑戻る]
[No.15] 2005年10月20日

アメリカ牛輸入再開が騒がれております。”牛丼”が懐かしいという方も、もう一度アメリカ牛のことを考えてみてください。

アメリカ牛の問題はBSE(狂牛病)だけの問題ではないのです。アメリカ牛は早く育つように、柔らかい肉がたくさんつくようにホルモン剤が使用されております。ホルモン剤には天然と合成があります。特に合成には代謝が遅く、肉に残留する可能性が高いのでヨーロッパではアメリカのホルモン牛は禁輸となっております。

1980年代に北イタリアで4歳の男児が大きくなったり、体毛が生えたり、3歳の女性に初潮がはじまるなどの奇病が発生しました。これは畜産試験場で実験中であった成長ホルモンを使った牛を誤って販売されてしまって起きた事件でした。

そのころから比べると成長ホルモン剤は改良されましたがヨーロッパでは肥育目的でのホルモン剤の使用はせず、アメリカのホルモン牛はいまだ禁輸となっているのです。またEUでは1999年に天然ホルモンのエストラジオール17Bに発ガン性があるというレポートも発表されています。

日本では成長ホルモン剤の使用は天然、合成どちらも使用禁止をして、使用すれば罰せられます。それなのに成長ホルモンを使ったアメリカ牛を輸入して食べてきたのです。

それでもアメリカ牛を懐かしいですか?○○家の牛丼をたべたいですか?皆さんも考えてください。(参考資料 食と暮らしの安全)

商品案内コーナー

○有機人参
ただ今北海道産の人参となっております。輸送や管理上一部傷ついた部分にクレームがでております。早い配送にて解決いたします。毎週1回の配送ですのでご注文をお待ちいたしております。

○ジュース用山形産リンゴ
若干傷のついたりんごを格安にて販売いたします。ただ今価格を交渉中です。ジュース用には問題ないと思います。

[
↑戻る]
[No.16] 2005年11月14日

アルカリイオン生成器、電気分解還元水、創健水、健康ミネラル水、パイウォーター、源泉玉水、磁器水、ハワイの海水。今良水をめぐる話題が沸騰しています。

中国では”夏は野菜から水分を摂れ”といわれています。ミネラルやビタミンの豊富に含まれている無農薬野菜の水分は少しずつ消化され徐々に体に補給されるので理にかなっております。

何が良い水なのでしょうか?理科的に言えば水の分子はH20です。これは単独では存在せず、H2Oの水分子は30から60個のぶどうの房のように手をつなぎ合って存在しております。これに大気中から排出される亜硫酸ガス、CO2、塩素ガス、水銀やカドミといった重金属が水中に溶け込み、水のクラスター(房)の中に取り込まれると硫酸や炭酸、塩酸にとなり、水を酸性にしたり、重金属を抱きかか えた水となります。それを飲料水として飲むために健康被害が発生するわけです。

太陽光線の微弱エネルギーである電磁波(4から14ミクロンの遠赤外線)はこの水のクラスターを強力に励起、振動状態で切断、抱えこんでいる有毒ガスは空中に逃げ、重金属は下に沈殿してしまい、人が飲んでも健康な水になってしまいます。これを利用したのが岡山県の人形峠にある花崗岩の間から湧き出る創健水、韓国の錦川の白雲母層から湧き出る湧泉玉水、食滑石から摂るパイウォーターです。トルマリン(電気石)もまた同じです。
水道の蛇口からホースで電気分解装置に引き込み、電流を流して水分子にプラスイオンを衝突させ、振動、励起状態にして水分子クラスターのチェーンを切断し、水汚染の浄化や細胞の活性化、活性酸素の除去に有効なのは電気分解還元水です。これらは日本トリムとエナジックが扱っております。

皆さんはどちらを選びますか?ガンや生活習慣病で重症、おカネに糸目をつけない方は前者、まだ重症ではなく予防的な対応が中心であれば後者になるのでと思います。

何はともあれどんな器械を整えても飲料水に4から14ミクロンの遠赤外線と酸化還元電位が-100から-300ミリボルト程度であるかの測定をしなければなりません。参考ですが0,1ミクロンがX線、1000ミクロンが電子レンジの波長です。ご相談はキャロット村に・・・・・・。

(人参情報)
尾花沢の管藤スミ子さんの有機人参です。220kg入荷なりました。1箱10kg入りです。ご注文をお待ちいたしております。

[
↑戻る]
[No.17] 2005年12月1日

建築家でもあり画家でもあったミケランジェロやダ・ビンチが生きた時代では人の生死に係わる仕事に携わる建築家、医者、僧侶は尊敬の対象であり、彼らに支払われる報酬はお布施と称されました。

僧侶は人々の悩みを聞き、時には死の床に寄り添い、死にいく人々を一人にはしませんでした。葬式や法事をこなすだけになった多くの日本の仏教寺院のお坊さんはおカネに目がくらんでいるようです。

医療収入の72%を基礎控除を受け、高額所得者に名を連れ、セカンドオピニオンという制度もままならぬまま、せっせとおカネを稼いでいるお医者さんもいます。

家は人をつくり、人は家を作るという名言をはいた英国のチャーチル首相とは比べられないお粗末な日本の住宅供給システム。15万人ともいえる欠陥マンション難民を生み出した国土交通省、マンション業界、設計業界。人の生死に係わることで尊敬の対象であるはずの人々はいったいどうなったのでしょうか。

私ども農業部門でも米国産牛の全頭検査が叫ばれました。これもいつのまにか食の安全と安心はどこに行ってしまったのでしょうか。今回の耐震強度偽装マンションも先進国ではめずらしい住宅ローン(建物の担保価値を評価せず借主の所得と生命保険に依存する)の仕組みが原因であることを理解している人は皆無であることが残念です。人の過失や悪意だけの問題ではないと思います。

キャロット村から
日頃有機人参やローベジジューサーをお買い上げいただきありがとうございます。この度山形県朝日町、五十嵐さんのふじリンゴ(ジュース用)が手に入りました。今回は皆様にお歳暮としてお送りいたしますので人参ジュースに入れてご試飲ください。

[
↑戻る]
[No.19] 2006年2月5日

最近の若い女性の約65%が「便秘」であるという調査結果があります。「ウンチって毎日出るもの?」と真顔で聞いてくる女性もいるそうです。

肉食動物の便は石のようにコロコロ硬く、強烈な臭いがいたします。若者が好んで食べるファーストフード、肉食中心の食事は高脂肪、高タンパクの典型であり、肉類の消費量はこの40年で10倍に増えてています。また野菜に含まれる食物繊維の摂取量は約半分に減っている調査結果がありました。

人間の腸内には500から1000種の細菌が存在しています。その腸内環境が乱れると乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌による発酵が抑えられ、悪玉菌が増え腐敗が起き、その結果腐敗物質が腸壁をとおして吸収され、血液に乗って全身に回り、がんや生活習慣病、糖尿病、認知症などの引き金になることがわかってきました。

便の臭いがきつく、出る量も少ない、排便後もすっきりしないというのは腸が老化している証拠。若い人でも腸内年齢は老人であるということに注意しなければなりません。

「便」は文字どうり体からのメッセージを伝える「お便り」ともいえます。

前田光男さんのマガモ米を使った玄米チャーハンと有機人参ジュースが山形市の七日町にある遊食屋で若い女性に人気を博しております。是非お近くにお出かけの節はご試食願います。

営業情報
○1月11日オープンしたパン工房“アン”が残念なことに体調不良により閉店を余儀なくされております。回復後にまた再開を目指しますがファンの皆様には深くお詫び申し上げます。
○無農薬、安全安心な小松菜が通年をとおして生産することに成功いたしました。尾花沢市の加藤元昭さんのグループです。糖度だけでも5%あり、いまからビタミン、ミネラルの分析を行いますが味覚は最高です。今後は人参価格が高くなりますので小松菜、人参パッケージにて販売することを企画しております。なお小松菜だけの注文も受け付ます。是非ご試食お願いいたします。

[
↑戻る]
[No.20] 2006年2月26日

以前ある作家から興味深い話を伺ったことがある。「宰相」という言葉は現代では総理大臣のこと、古代中国では料理人のことを指したという。

そもそも戦いと侵略に明け暮れた中国では戦いを勝ち抜くためには強い兵隊を作る必要があり、強い兵隊を作るためには強固な身体づくりにつながる料理人がいるかどうかが重要な戦略であった。料理人は兵隊の顔色やツヤを見て、肝臓等が悪い人にはこのような料理をといった配慮をしたという。すなわち中国では料理人は医者でもあり、料理人でもあったことから「宰相」と呼ばれたらしい。医食同源の哲学を持ち食を大切にする中国ならではのエピソートです。

ここに驚くべき数字があります。1999年に国家試験を受け医者になった人は全国で7000人ほど、それに対して人を生かす食物をつくる専業農家に就職した人は北海道から沖縄まで合わせても1000人に満たない。しつこいようだが食物は人が生きる根本であり、食物がなければ人は生きてはいけない。健康であり幸福であれば医者や弁護士なしでも生きていける。しかしここ日本では食物を作る人がいなくなってしまって本当に良いのであろうか。カネがあれば何でも買える、人の心も買える、外国からでも買えるということなのでしょうか?今は塀の中にいる人の有名なせりふです。

キャロット村から
上質な有機肥料と無農薬による小松菜1kg、人参9kgを販売いたします。小松菜は緑色が濃く、葉と茎のバランスがいいのが特徴です。えぐみが少なく甘みがあるので生サラダ感覚で食べてください。またカルシウムの含有はほうれん草の約4倍、ビタミンACEもよく含まれております。これを生産した尾花沢市の加藤元昭さんは偉い人です。

[
↑戻る]
[No.21] 2006年3月23日

農について

食と農、農的暮らしといった具合に農という言葉が頻繁に使われるようになりました。

工業は目的としたものだけを製造します。目的以外のものが大量に発生したら産業としては成り立ちません。またモノも需要と供給によって経済的価値が決まります。

ところが農では逆に目的としたものだけを生産することは不可能です。田んぼからコメだけを取り出すことはできず、同時に稲わらももみガラも米ヌカも出ます。草も生えて虫も育ち、彼岸花も咲きます。しかしコメ以外は農業が生産したものではないので経済的価値はゼロです。

でも農の果たしている役割はとてつもなく大きいことが農業の衰退によってやっと見えてきたのではないでしょうか?よくよく考えてみればこの国の美しい風土、景観を維持しているのは経済的価値ゼロの農の部分だからです。

これは輸入も売買もできない。つまり安いコメは輸入が出来てもホタルが舞い、赤とんぼが群れ、彼岸花の咲く環境は輸入が出来ません。ましてや需要と供給によって農作物の経済的価値だけを決めることなどはあってはならないことなのです。

人の命や地球の健康を破壊している有機リン系の殺虫剤や有機水銀系の農薬を使用し毒素をばらまいている現代農業を壊さねばなりません。それには有機発酵肥料にて命の連鎖を作っている有機農家を育てる必要があります。有機農業を支援する賢い消費者が増えることを祈っている今日この頃です。

[
↑戻る]
[No.22] 2006年4月9日

デトックス(毒出し)について

最近若い女性に流行っているデトックス(毒出し)とは知らず知らず食事や大気から私たちが取り込んでいる毒素が体内に蓄積した老廃物を徹底して排出すべしというものです。
出版されたデトックス完全マニュアルによる毒素に犯されているか否かの自己診断によれば@何についてもイライラしやすいAキレ安いB集中力が続かず気持ちが散漫になることが多いことが毒素に犯 されている兆候らしい。

日頃働きが悪いため冷遇に甘んじている私は一抹の不安と危機感に襲われてしましました。これらは日常的に妻が私に訴えている症状であり、その原因はすべて私にあるように聞こえます。

要するに毒とは私のこと。デトックスの謳う毒素の排出とは最終的には「毒出し離婚」でさっぱりするということに他なりません。今話題の「熟年離婚」とは実は「毒出し離婚」のことではないでしょうか。何はともあれキャロット村に係わっている皆様には全くの杞憂でしかないことをお祈りいたします。

ところで朗報があります。皆様方にどの程度の毒素が蓄積しているか毛髪検査にて簡単に測定、毒素を排出するため有機野菜中心の食事メニューやアロマ、リンパマッサージなどのワークショップが4月13,14日山形市内にて開催されます。毛髪検査は1回1万円程度、ワークショップの参加費は初回は7000円、次回からは5000円。詳しくはキャロット村にご一報ください。すぐにご案内パンフをお送りいたします。

[
↑戻る]
[No.23] 2006年5月1日

16歳未満の子供の3割が花粉症に悩んでいる。ロート製薬が父母を対象に行ったアンケートでこんな実態が浮かび上がった。花粉症で悩む大人が多いことは良く知られているが子供の間でも広がっているようだ。

農業理論の師である薄上秀男氏はうるし職人の家では子供にうるしを食べさせて免疫力をつけていたことを引用して、花粉症に悩む自分の娘さんに春先からトウ立ちするフキノトウ、ハクサイ、ダイコン、ナタネ、ホウレンソウなどを花咲く前に採り、おひたし、和え物、テンプラ、酢の物、炒め物などして毎日食べさせたところ見事に治り、今まで再発していない。また多くの方にこのつぼみ菜療法をお勧めしてきたがほとんどの人が回復したという。

花粉は核酸をはじめ一種独特の強靭な花粉タンパクでできている。この花粉タンパクが人間の体に入るとアミノ酸に分解して吸収する。ところが強靭な杉花粉は中々分解されず生き、異質タンパクのままで吸収されると花粉症が発症してしまう。

つぼみ菜療法で花粉症が治るのはつぼみ菜を調理すると花粉が死滅するとき分解酵素が分泌され、強靭な杉などの花粉も分解されるからだと考えられる。また脂肪酸、特にαーリノレン酸はアレルギー症状を改善する作用があるらしい。ためしに花粉を亜麻仁油に落とすとすぐに乳白色になって分解してしまうことが解っている。

簡単なレシピをご紹介いたします。つぼみ菜を主たる具にしてジャガイモ、人参、ネギ、煮干、それに油揚げ(αーリノレン酸)を加えた味噌汁が一番花粉の分解力が強いと薄上先生はおっしゃって います。もちろん発酵肥料をつかったキャロット村農法でできた野菜であれは免疫力は抜群です。薬食同源による医者要らずとはこのことではないでしょうか。

[
↑戻る]
[No.24] 2006年5月29日

残留農薬とコンパニオンプランツ(相性の良い植物)

食品に残留する農薬などの規制を拡大した「ポジテブリスト制度」が今日5月29日から導入されます。従来の制度は「ネガテブリスト」といって規制する農薬のみを挙げていました。新制度では原則として食品中のあらゆる農薬に規制をかけました。輸入品から生鮮食料品、加工食品まですべての食品が対象となります。リンゴでもホウレンソウでも0.01ppmを越す残留農薬が確認されれば販売停止などの処置がとられるそうです。

新制度はいかにも食品の安全性が大きく前進したかのような印象を与えます。しかし従来設定された農薬の種類は増えたものの、個別の数値が厳しくなった訳ではありません。土壌1g中3億から10億とも言われる善玉微生物を農薬は皆殺し、ミネラルやビタミン、酵素などの栄養素が含まない野菜を作っていくことには変わりはないのです。

無農薬で無化学肥料にこだわった野菜づくりをしている皆さんにコンパニオンプランツ農法(相性の良い野菜づくり)をご紹介いたします。

なすの周りにはパセリを、トマトの周りにはニラを、キュウリの周りには葉ネギを、キャベツとレタス、カボチャには燕麦、その周囲にはマリーゴールド、タイム、ミントとブルーベリーを植えてください。理屈は後回しにしてまずはチャレンジを。理屈は結果でわかります。

キャロット村情報
このジュースは家庭の常備薬として是非毎日1回ご家族で人参ジュースを飲んでください。

[
↑戻る]
[No.25] 2006年7月9日

お便り野菜

最近どうも野菜がうまくない。トマトにしてもスイカにしても薄っぺらな味でコクがまったくない。試しに水に入れてみるとみんなプカプカ浮いている。こんなことは昔はなかった。

今野菜が美味しくないのは様々な原因があるが最大なものは土がやせてしまったことにある。今農家で使っている土の大半はインスタント土だ。畑に化学肥料(白い粉)を撒いて手っ取り早く作った土だから美味しいはずがない。土は生き物の命を作る根源であるから土に力がなければ野菜にも力がない。

昔の土との違いは人糞や生ゴミの発酵による亜鉛、マグネシュウム、マンガン、コバルト、銅といった微量なミネラル元素が減ってしまったこと。農薬の多使用により肥沃な土をかもし出すための土壌微生物を皆殺しにしてしまったことによる。このことは30年前に書いた有吉佐和子の”複合汚染”のなかで警鐘を鳴らしていたが誰も真剣に取り組まなかった。

私どもと山形県バイオマス普及協会はこの度共同で家庭にある浄化槽を利用して人糞のみならず生ゴミをデスポーザー(生ゴミ破砕機)で生ゴミを破砕して投入、酵素をいれて有機ミネラル発酵肥料で野菜をつくる実験に取り組んでいる。

この新しい農業のネーミングを考えているが人糞野菜ではどうもイメージが悪いので”お便り野菜”ということではどうだろうかと考えている。何か良いネーミングがあればご提案してください。

このままでは日本人の命の源である日本農業は滅び、日本人も滅びてしまうのではないだろうかと心配している。今すぐということではないが100年後あたりに日本民族が滅びたら”国家の品格”もくそもあったものではないのではと考えている。

[
↑戻る]
[No.26] 2006年8月1日

酵素風呂と”おなら美人”のすすめ

地球上で最大の動物である象は草食である。自然の繊維質だけ、肉は食べない。動物園の園長の話によると象はよく”おなら”をするが、これは体調が良い証拠だという。

”おなら”は人間の健康のバロメーター。きちんと腸内で発酵(食べた物が消化吸収。分解合成。燃焼)している腸であれば”おなら”の臭いは良く、肌もきれいになるため、美人であるかの測定もできると彼は言っている。

今の若い女性は”おなら”はよく出さないようだが、”おなら”は腸内にたまった発酵エネルギーの燃焼ガスであるからどんどん出したほうが良い。ガスが溜まるというのはそれだけエネルギーが得られた証拠なのだ。

エネルギーを得るには肉よりも繊維質がずーと効率が良い。たとえばイモ類が良く、昔から女性は焼き芋が大好き、便秘で冷え性の女性にはぴったり理にかなっった食べ物である。

しかし夏は美味しい魚や肉、甘く冷たいものが欲しくなる。しかしこれだけでは腸内の発酵が不足するので、腸内発酵を助けるサプリか酵素風呂が必要となる。

最近の女性や子供たちは冷え性という体温の低下が指摘されている。体温が一度低いということは子供にとって大変なエネルギーの損失となっている。

頭の回転が鈍くなったり、やる気がない無気力な子供が育つのはすべて腸内発酵が悪いのが原因だという人もいる。それを知らない親や教師はやる気がないと子供を一方的に叱りがちだが、ただただ体が動かないだけのようだ。

腸内発酵の悪い人には高価なサプリではなく、最適な酵素風呂”ゆらり庵”が山形市あさひ町にオープンいたしました。私はすっかりハマってしまっておりますが是非お薦めいたします。

[
↑戻る]
[No.27] 2006年8月29日

灰で豪商になった男

”灰はござらんか、灰はござらんか”江戸の八百八町を練り歩く灰買人夫たちがいた。
この総元締めが紀伊国屋文左衛門と並ぶ豪商灰屋詔益です。
彼はまた伊原西鶴の好色一代男世の介のモデルでもあります。

灰の主成分はカリウム。
窒素、リンと共に三大栄養素としてコメを作っている豪農や微生物の働きが判らず酸化して酢のようになった酒に中和剤として使った酒の蔵元はもちろんのこと。紅花や藍染の染料、焼き物の釉薬などでは発酵している染料に灰(アルカリ)を入れると自由自在に色を操ることが出来たので重宝されました。もちろん江戸時代は灰だけではなく人糞や生ゴミなども有効利用され、見事な循環型社会を実践していたことは有名な話です。

近代文明のシンボルとして生ゴミは焼却、人糞は下水道へということは果たして本当に近代文明のシンボルなのだろうか?見直す時期に来ているのではないだろうか?と疑問に思うこの頃です。

私は自らの浄化槽の中に家族5人の人糞と生ゴミ(ディスポーザーで破砕が必要)と触媒としてNS酵素を投入して発酵肥料を作って野菜畑にまいている。また最近は山形ゴルフ倶楽部と提携して同じ発想で無農薬ゴルフ場の建設に取り組んでいる。浄化槽の維持管理費用が年間90万円が30万円へと削減されため感謝をされている。

灰屋詔益は遊女である吉野太夫と結婚するが彼女は36歳の時に病死。遺体を荼毘に付して彼女をしのびながら遺骨を粉にして晩酌の時に酒に入れて飲んでしまったという豪快な男である。いまどき人糞や生ゴミを再利用して平成の豪商になれるとしたらはなはだ幸いなことであるが、せめて愛する人の遺骨を粉にして晩酌するぐらいは誰でもできるのではと思う。しかし妻より早く死んでしまったら話にはならないのだが。

キャロット村情報
○ただ今人参が長雨のため品質が良く適正な価格での入荷が困難になっております。
北海道産がでるまでいましばらくご辛抱願います。
○生ゴミ破砕機のディスポーザーの普及をしております。米国GE社製で68、000円
(取り付け込)で提供しております。台所のヌメリや生ゴミ処理に困っている方におすすめです。

[
↑戻る]
[No.28] 2006年10月13日

こんな筈ではなかったのでは?

米国が採用した社会システムは移民を大量に受け入れたために約40%もの人々が英語を話せず、読めないという事になったとも言われています。そこで、郊外の安い土地に広大な駐車場を持つショッピングセンターを建設、パターン化した販売、接客方法をマニュアル化してパートやアルバイトを使い、一切お客様と会話しなくとも商売ができるというものを考案しました。急速に発達した車社会となった日本では最も適用しやすい業態でもあったのですぐに真似をしました。

しかし日本人のほとんどは日本語が話せるし、字も読めるのに言葉が通じないことを前提としたビジネスモデルを採用してしまったためコンビニ、スーパーでは店員との会話をほとんど必要としません。ましてや夫婦、親子、友人なども多分会話がなくとも生活できる便利な(?)社会ができてしまったようです。

以前の商店街の肉屋、魚屋、八百屋などでは食材の使い方がわからなければ、メニューから教えてくれたものです。また機嫌が良いときにはおまけなどもいただけた記憶があります。いまはすべてがパック入りなのでおまけなどはほとんど期待ができません。

会話がなくとも進行するビジネスは客と店員の間に会話が成立しないので商業空間においては匿名性の強い空間となります。よって店員も客も不安になり、さらに個人を特定できないので犯罪者にとっては好都合な街となってしまいます。最近街の中で犯罪が多いのはこういったことも影響しているのかも知れません。

顔の見える農産物、履歴がはっきりした農産物などはこういった社会背景の中ではお経のようなものでしかありません。私どもが取り組む有機農業とは化学肥料や農薬を使わないだけではなくインターネットなどを使って個人が有機的につながっていくことも有機農業にとって大事なことではないかと考えています。米国は今深刻な反省時期に入っておりますが、日本でもこんな筈ではなかったと一緒に反省をする時期に来ているのではないかと心配しています。

(商品情報)
尾花沢の関東さんの人参の収穫がようやく始まりました。
まだまだ発展途上ですが、よろしくお願いいたします。

[
↑戻る]
[No.29] 2006年11月12日

風の谷のナウシカと有機農業

「千と千尋の神隠し」の宮崎駿監督の長編アニメ「風の谷のナウシカ」をご覧になりましたか?

有機農業を始めたほとんどの人はブロッコリー畑やキャベツ畑に青虫やヨトウムシが発生し、毎朝捕る苦労を経験しています。

虫は敵、菌は敵であり、よって「害虫、病原菌」という言葉そのものが私どもを洗脳してきました。

この考え方を大局的転換したのがこのアニメでした。人間から恐れられる腐界(映画では腐海)とその生物たち。しかし彼らは人間たちが汚した世界で生活し、結果的に浄化をしてくれていたのでした。浄化界と腐界は互いに必要な存在で考え方が正反対の世界ですが自然の中で農業をしていたら、このアニメは地球のことを言っていることが解かります。

うじ虫やハエも腐ったところが大好きで、そこで生活するうちに結果的にきれいになってしまうので、しかたなく他の腐界に移動します。葉ダニは老化した不健康な野菜の出すエチレンガスに、蝶や蛾はアンモニア臭が大好きでそこに集まってきますがいつのまにかいなくなります。

私たちは汚す人、腐界の虫や菌たちは掃除する人。私たち人間とこれらの虫たちは住む世界は違うけれど一つの地球に生きるお互いがお互いを必要としている「いのち」だったのです。どうぞ「風の谷のナウシカ」を子供と一緒に観てください。

大切な地球のお掃除やさんである菌や虫を農薬や殺虫剤で殺すことは地球温暖化や汚染問題解決を先送りすることになります。まずは野菜や私たち人間自身を浄化界に住むにふさわしい身体にすることが先決のようです。

これを大騒ぎしたO-157に当てはめると解かりやすい。野菜の味がどうなろうと常軌を逸した消毒体制の学校給食センターはまるで集中治療室なみのレベルです。しかしまたもや発生する集団食中毒とのイタチごっこ。

同じものを食べたのに、菌が検出されても発病しない保菌者、さらに菌自体がみつからない人もいます。どうしてたった一部の人だけがO-157に発病したのでしょうか?

O-157の出現で菌や虫よりも人間が問題であることが判明いたしました。自分自身の体の不健康さ、免疫力を省みないで消毒や薬などで菌(お掃除やさん)を遠ざけた生活をするほど結局は菌に犯されやすい体質となっています。

しかし世の中は反対にますます菌を怖がり「すべての菌を殺せ」の思想が家庭にまで浸透しています。すべての商品に抗菌商品、熱湯消毒を薦めております。

微生物や菌のおかげで人や地球は生きられるのにあまりに唯我独尊ぶりが結局は人間や地球を痛めつけていることに早く気がつくべきであるというのが「風の谷のナウシカ」と有機農業のテーマなのです。

オーガニックフォーム開催のご案内

      時間     講師              場所  会費

11/15 午後6時半 共同商事社長 朝霧幸義氏 名月荘 1000円
01/17 午後2時 ハーブ研究所 山澤 潔氏 同上 1000円
02/12 午後2時 アルケッチャーノ奥田政行氏 同上 1500円

ご連絡はキャロット村まで。

[
↑戻る]
[No.30] 2006年12月29日

何はともあれ私たちは畑を耕さねばならない。

今年も終わろうとしております。皆さんには大変お世話になりましたが暗いニュースやうっとうしい事件が印象に残る一年でした。私も来年60歳、少々歳をとったのではないかと感じる毎日でもありました。

人間若いうちは「失敗してもダメでもともと」のダメモト精神で冒険ができます。しかし歳をとると「失敗したらこれで終わり」「いつお迎えが来るか」などと心配ばかり、ちょっと動くにしても用心して計算するようになります。自分の健康についても「これはがんの状態」ではないか?と不安ばかり意識するようになります。

いちいち計算したりして動く生活は無難ではあるが大きな進歩や発展は望めません。昔私どもの若かりし頃には三種の神器であるテレビ、冷蔵庫、マイカーや新幹線、ジェット機、結核を全滅 させた抗生物質といったモノが日本人全員を理屈ぬきで喜ばせる技術でした。

今は、インターネットとかマルチメデアといっても高々頭を喜ばせる程度で全身が喜び、興奮する技術ではありません。おそらく鉄腕アトムのような家庭用ロボットや空飛ぶ自動車などであれば全身が感動する技術の進歩といえるかもしれない。ただしそれが出るのは多分2050年頃、多分その頃までは進歩の止まった不安な時代、老人の時代が続くことになります。

老人とは先が見えないため、その日その日を大切にいたします。今日のうちにおいしい物を食べよう。面白そうな芝居を観ておきたい。孫の顔も見ておきたい。買い物も旅行もみんな今日の内にしたい。待つことが堪えられない。料理も注文したら30秒以内に出ないと我慢ができない。寿司も回転寿司、スポーツも野球や相撲ではなくめまぐるしく動くサッカーやバスケに人気がでる。5年後の夢を実現するために寝食を忘れて働くことなどもっての他なのである。

今の日本は老も若きも我慢と辛抱ができない老い先短いお年寄りのごとくばたばたと走りまわっている姿は見苦しい限りであります。

若者は若さを保つために岩盤風呂、酵素風呂やコーエンザイムQ10といったものに大変な時間と労力、おカネをかけております。しかし若さとは対象は何でも1年後、5年後に何とか花が咲くことを夢見て努力することから出てくるすがすがしい雰囲気ではないかと考えております。

いかにバイオ技術が発達しても人間の力だけでは木の葉一枚も作れません。自然への畏敬、過去との共生、1年後には種が芽を出し、花が咲き、実を成らす農業に取り組むことは若さを保つ上で大切ではないかと思います。

不安で多忙な時代にリストラや定年もない。役にたたない人は一人もいない。周りには豊かな海や山、畑といったかけがえのない宝物があります。皆さんも来年は若さを保つために一緒に畑を耕しませんか?それとも走りまわりますか?

良いお年を!来年もよろしくお願いいたします。

「商品情報」
台所の生ゴミを破砕するデスポーザーがカナダから届きました。台所を水洗化する器具で、既存の台所に容易に取り付けることが可能です。これで台所のヌメリや臭い、生ゴミ処理が可能となります。取り付け込みで68000円です。アメリカ、カナダではどこの家庭も取り付けております。

[
↑戻る]
[No.31] 2007年2月13日

不都合な真実

いちご生産日本一の栃木県産「とちおとめ」が残留農薬ポジテブテストで規制値の9倍のホルステインが34件の農家で検出され、連帯責任で179軒のいちご農家が出荷停止。全量焼却処分となり、損害規模は1日2千万円、1月で6億円を超えるという。

昨年12月突然国会は有機農業推進法なるものを成立させました。農水省は本気になって消費者保護の立場に立ったことを農協や農家は気づかなかったようだ。農家や農協の皆さん!今まで味方だった農水省を甘くみてはいけません。

国は日本社会が成熟社会に到達し、人口減少、多様な価値観をもつ社会となったことを強く認識しました。女性は子供を生む機械であるなどと発言した柳沢大臣は、大きな勘違いをしたのでしょう。

その他経済産業省は郊外に拡散したショッピングセンターがもはやGDPの増大に役立たないことを悟り、中心市街地の活性化を考えはじめました。しかし今そんなことしても後継者がもう誰もいません。

厚労省は地方山村に大量に残された高齢者を支えることは困難であることを憂慮しています。また国土交通省も地方に高速道路や新幹線をつくることが地方と都市の格差を是正するどころかますます拡大する矛盾に気づきました。今から何をしたらよいのでしょうか?

環境省は地球温暖化防止の観点から化石燃料に依存する割合を減らすために車燃料エタノールを30万KLから600万KLに増やす計画を立てました。

エタノールはトーモロコシやサトウキビから作るために、家畜飼料が不足して値上がりしてしましました。ましてや今年米国の穀物入札で、日本は中国に全敗。もう目も当てられない事態となっております。ヒトや家畜のえさが大切か?或いは地球環境が大切か?不都合な真実とはこのような悩ましい問題のことなのでしょうか?アル・ゴアさん。

(キャロット村情報)
オーガニックフォーラム第4回が2月12日午後2時より上山の名月荘にて開催いたします。今回はカリスマシェフ「アルケッチャーノ」の奥田シェフにお願いいたしました。「牛乳をつかったスイーツ」など面白いお話と試食があります。是非ご参加ください。50人限定となっております。

このフォーラムから食物性コラーゲンが豊富な人参と白樺の樹液、蜂蜜、ハーブをミックスしたクリーム、石鹸、化粧水が生れました。今年製造、販売いたします。

ご期待ください。

[
↑戻る]
[No.32] 2007年5月2日

ぐうたら農業

「化学肥料や農薬を使用しない有機農業で食っていけますか」「収量は」「経済性はどうなのだ」と良く問われます。中々難問であります。ところで経済性というのは需要と供給のバランスから価値が決まるため化石燃料がないと成り立たない性格のもの。その意味では有機農業に経済性を導入することは間違いなのかもしれません。何故なら地球上の生物が太陽エネルギーを光合成によって緑色植物 を生産いたします。この植物を頂点として地球上のあまたある生物が食物連鎖により生きているため化石燃料を必要としないのが有機農業の基本であるからです。 (但し全くゼロではない)

よってゴミというような難物なども生れようがなく、ただ生物の中で人間だけが自然の恵み以上の快適さや便利さといった経済性を求めるため化石燃料に頼らざろうえないだけです。そのため使用済み化石燃料は分解不能につきゴミとして残ってしまう訳です。

すべての農業は以前、土の中にいる可能な限りの微生物によって豊かな生態系を作り(団粒構造の土)健康で栄養価のある野菜や果物を育てておりました。人間は余計なことをする必要がなく、1gあたり1億とも言われる微生物がすべて発酵作用や代謝作用を行ってくれました。この農法を私は「ぐうたら農業」と呼んでおります。

しかし現代農業では土に関する肥沃度は全窒素と全炭素比、陽イオン交換容量、PHなどの過不足を心配し一生懸命不足分を補ってきました。決して無駄ではありませんが土の中における生物同士の偉大な働きについてはあまり重要視されていないのです。

家庭菜園がはじまりました。団粒構造の土はどのようにして育てればよいのか?良い土悪い土の見分け方は?など興味深深のことと思います。今年もまた土をいかに育てるかについてぐうたらに書いていくつもりです。

[
↑戻る]
[No.33] 2007年6月13日

竹パウダーはこの世のかぐや姫か?

自然界における枯葉、落ち葉を敷く行為の代わりに竹、草、剪定枝などを解繊機にて破砕した竹パウダーを撒布いたします。この竹解繊機にはセルロースを分解する威力があり、糖類やデンプン、鉄、マグネシュムなどが豊富に含まれているため、撒布後は自然の摂理に任せて安心です。

但し一つだけ重要な事項があります。微生物の餌と棲家の世話が必要であるということです。


餌については竹には低分子有機物(腐った状態)である糖類や乳酸菌などが豊富にありますが、微生物が大量に増殖して窒素飢餓を起こさない程度の窒素分(硫安、豚プン)の補給が必要です。

棲家については竹の解繊により竹の中の導管や小孔などが剥き出しとなっているため格好の棲家となっておりますので安心です。

植物には16の必須ミネラルが必要とされていおります。この無機物が植物に吸収される条件は微生物の介在(触媒)作用による酸化、還元、発酵、分解によるイオン化、ガス化が必須であります。

3cmから5cmの土の表面(酸化層)では微生物と植物の共存圏があり、太陽光などの自然エネルギー、空気、水で無機元素をイオン化して植物を健全に成長させるメカニズムがあります。

この竹パウダー農業を私はぐうたら農業と呼んでおりますが、まさにぐうたらな私にピッタリであります。まるでこの世でかぐや姫に出会ったような感じすらいたします。

この竹パウダーは果樹や畑作だけでなく牛、豚、鳥などの餌にも重宝がられております。1袋300kg(畑作では1反歩あたり3袋)で約25000円にて販売しております。

この竹パウダー農業に取り組んでいるパイオニアをご紹介いたします。東根市にて果樹園を経営している遠藤成穂子さんです。彼女が実践しているさくらんぼの今年の出来が注目です。

[
↑戻る]
[No.34] 2007年10月27日

すっかりご無沙汰いたしました。若干の余裕ができたので再開いたします。

ミートホープの偽装牛肉、石屋製菓の白い恋人、老舗和菓子の赤福、秋田の比内地鶏までもがあきれた偽装の数々が暴かれ、食の安全、安心が揺らいでいるようです。

かたや農産物はどうか?昨年有機農業推進法が制定されました。曖昧な有機農業表示を止めさせるために無農薬、減農薬を定義した有機栽培基準を制定いたしました。

しかしながらこれは単に農薬の管理プロセスだけであって、さらにトレーサビリテーなどは農家の自主申告、消費者が求める食の安全、安心、美味にはほど遠い内容となっております。

今最も重要なことは残留農薬よりも河川や湖沼、農地に含まれる硝酸性チッソ(アンモニアが酸化したもの)が人体に与える恐ろしさを知ることにあります。飲料水基準は10mg/?、排水基準は100mg/?となっていますが飲料水以外はほとんど守られてはいません。

これが野菜をとおして人間の口に入ると、血液でヘモグロビンと結合して酸素を脳に運ぶことができなくなってきます。最近、若者のキレ易さはこれが原因ではと心配している学者もおります。EUの厳しい基準と比べると何とお粗末で恐ろしいことなのです。

植物はチッソに関してはいくらでも吸収するため有機農業と称して厄介な牛糞や下水道汚泥コンポストなどを使うとますますチッソ過多となります。このほうが消費期限などより重要な問題を抱えております。チッソ過多の野菜は食べるとえぐい感じが残りますので注意してください。またこのえぐさを虫は好んで食べます。

キャロット販売ニュース

○新米がでました。チッソ過多に注意して栽培していただきました。注文をお受けいたします。
○同じように栽培していただきましたリンゴ、ラフランスも注文をお受けします。ご連絡をください。価格、時期等については希望者にお知らせいたします。

[
↑戻る]
[No.35] 2008年1月7日

村八分と腹八分

明けましておめでとうございます。年賀状も出さず申し訳ございません。本年もよろしくお願いいたします。

腹八分で医者要らず、腹六分で老いを忘れるとは古人の教え。今年はネズミ歳、”腹六分ネズミ”は”たらふくネズミ”の二倍以上の生存率があると米国加齢研究所が申しております。

また日本には村八分といった村落共同体の”掟”がありました。例え村の掟に背いて罪を犯したとしても二分はのりしろとして許すといったルールで、罪人の再起を図る社会の知恵でした。

昨年は安倍首相の自爆や守屋ご夫妻のおねだり事件から様々なる食品偽装、建物強度偽装事件など国家の中枢を担う政治家、お役人、企業等の信用ががた落ちとなってしまいました。

マスメデアはここぞとばかり完膚なきまで再起不能まで叩きのめし、食の安全を守れ!信頼回復を!とお念仏の如く吼えました。

しかしながらたんぱく質に塩酸を加え加水分解してとったアミノ酸を原料として「アミノ酸醤油」が世に出回っております。ヘキサンなどの溶剤で大豆の絞りかすから抽出製造されているサラダ油は製造工程中に不純物を除去するために水酸化ナトリウム、劣化防止のためにクエン酸、脱色剤に酸性白土、タンパク除去にリン酸、泡立ち防止にシリコン樹脂で出来たものが大手を振ってマスメデアに登場しております。何が食の安全、安心なのでしょうか?マスメデアすらも信じられません。

今この国で一番信用されているのがおカネです。おカネのためなら人殺し、売春、麻薬以外は許される傾向にあります。よって食品に限らずおカネを稼ぐためには手抜きや偽装は20%あると考えるのが筋です。結局これを見破れない消費者が馬鹿なのです。この20%の偽装を見極める感性が消費者に求められます。この国は八対二のルールが良きに悪しきにつけ付いて回るからです。

今年は東根市にてくだもの畠を主宰している遠藤成穂子さんのご尽力で究極の無農薬、無化学肥料栽培を目指す百福農業を実践いたします。これは八対二ルールを越えられる優れものです。

山辺町の山麓にある18町歩の土地にて挑戦することがほぼ決まりました。乞うご期待といったところです。事業主体はキャロット村ではなく農業法人となります。

[
↑戻る]
[No.36] 2008年4月16日

時代を読む

国は日本社会が成熟に到達し、人口減少、右肩下がり社会となったことを強く認識し、右肩上がり経済社会を前提とした戦後の政策を根本から転換することにいたしました。またグローバリズムを意識し、貧乏人を豊かにするよりは豊かな人をさらに豊かにする方が日本社会にとって有益であることを決定しました。これを小泉改革と申します。さらに国は経済産業省は都市郊外に拡散した商業施設はもはやGDPの増大に寄与しないことを悟りました。

警察庁はすべての家庭が大型店に毎週買い物に出かける社会を変えないと交通渋滞解消ができないことを考えました。

総務省は地方の山村を維持する自治体の財政余力を失いつつあることを踏まえ、すべての地方都市に上下水道を整備、街路樹を保守、除雪費を負担することは無理であることを考えました。

国交省は地方の高速道路、港湾、新幹線などを含めた交通インフラが都市と地方の格差解消するといった政策を見直す時期が来ていると考えました。宮崎県知事などは単なるドンキホーテでしかないようです。

農水省は食糧自給率が40%をきっている状況の中で地方都市郊外の農地が商業地に転換されることをこれ以上認めることができないと結論付けた。また小規模農家を切り捨て大規模農家の育成により食料自給率の向上をすると結論付けました。

厚労省は都市や地方山村に大量に残された高齢者を支えることは困難であることを憂慮し始め、高齢者からも応分の負担を求めることにいたしました。

内閣府は各省がばらばらの縦割り行政と政財官の癒着では自分たちの利権すら失いかねない自体を憂慮、自らの保身を第一にする公務員改革に着手しました。

きゃろっと村もおかげさまで満4年となりました。この度山辺町にある18町歩の農地、山林にて野草、薬草、山菜、栗、竹、豚及び鶏の放し飼いを「いきいき農園」という名称で行うことになりました。この農園は国に見捨てられた地方や高齢者が自分たちの生活を国に頼らなくとも生きていけるように食糧生産することを目標としています。立ち上げるためには多分3年の年月が必要かと思います。よってキャロット村はこれにて発展的に解消いたします。

長い間ありがとうございました。

[
↑戻る]