村長の荒井正幸さんを中心とした有機農家グループ。発酵肥料を使って無農薬栽培で作物を育て、野菜が本来持っている栄養素をすべて健全なかたちで引き出すことに全力を挙げています。
糖尿病やガン、アトピーや花粉症といった現代病のそもそもの原因は、現代農業の間違った栽培方法で作られた農作物にあると彼らは考えています。農作物は土壌から無機栄養しか吸収しないという前提によって化学肥料や農薬を使った近代農業が農作物を弱らせ、栄養素の欠乏やアンバランスを引き起こしてしまった。昔の野菜と今の野菜では、形は同じでも中の栄養素の量とバランスはまったく別物…。
彼らが実践しているのは、単なる有機肥料を使った有機農業ではなく、生物の発酵による有機的な栄養素を含む土壌で農作物を育て、野菜が本来持つ栄養素を全てひきだし元の姿に戻すこと。
そもそも糖尿病やガン、アトピーや花粉症といった現代病のそもそもの原因は、ミネラル、ビタミン、酵素、核酸などの欠乏やアンバランスによるもので、それは食べている農作物自身が原因なのだ、というわけです。